■天気
6月からセブ島は雨季にはいって、事前にしらべていった天気予報ではみごとに滞在中ずっとあめの予報。結果的には、1日のうち1,2時間ははげしいスコールはあるけれど、はれている時間の方が長いです。とはいえ、一度ふると激しい雨。道路の排水もあまりなのか車が通れなくなるようなレベルもしばしば。
■海
学校や街中にいるとセブがリゾートという感じが正直まったくしません。セブ島でも真っ白な砂浜を求めていくと空港があるマクタンあたりからでも2時間くらいかけていかなければならないみたい。週末にマクタンから船で1時間くらいのナルスアン島と20分くらいのオランゴ島へ2回海に連れて行ってもらいました。
子豚の丸焼き(レチョン)まで用意してもらった。今回の旅行No1のおいしい料理。ナイフがなかったのでワイルドに手づかみで。これはもう一度食べたい!
ガイドブックに出てきそうなところに。全体的にはそんなに魚はいなかったけど、シュノーケリングポイントにはかなりうじゃうじゃ。餌付けされてるのかな。珊瑚は沖縄の方がキレイだったかも。ここまでナルスアン。
例のごとくスコールがきて帰りはおおしけ。夕方は干潮になって歩いて船までいったときの写真。本島に上がるときはさらにぎりぎりな感じでした。無事に帰ってこれたので良い経験だけどわりと普通にあぶない。
■フィリピンのひと
フィリピンのひとはあかるい人がおおい。先生がたはエリートということもあるのだろうけれど、物価差も激しくて、さらにセブ島まで留学してくる日本人だからそれなりな人が多い中で、卑下するところもまったくなく、すばらしいなぁと思う。いっぽうで、ストリートチルドレンもいっぱいいる。ショッピングモールの横は廃墟のようにもなっている。セブ島内でも差が激しい。文明は数段飛びに発展していって、きっと、数年後には町も変わって、若い人の感覚もまた変わってくると思う。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8170.html
仕事はナース、コールセンターの仕事が多いみたい。先生のなかでもナースの大学を出た人も多い。でも、ナースより先生の方が給料が良いらしく、働ける病院も限られていて、コールセンターは激務とのこと。自分たちに愛着がないUSの製品をアメリカ人から怒られて電話を受けるのを想像すると確かにげんなりしちゃう。
○文化に対する思い
狭いエリアと短い期間だけど、セブ島では、なんか文化を重んじるというような雰囲気はあまり感じられなかった。どちらかというと、いろんなコトを手段的としてとらえるというか。歌もダンスもうまいんだけど、ソウルフルって感じがあんまりしない。Webに関してもフィリピンローカルが少ないみたいで、英語が使えるのもあるけれど、USのものを使ってる。日本はマネっていわれるけれど、なんか日本人的なこだわりを出してくるところが、フィリピンでは別にそのままでもいいじゃんというか、あっけらかんとした雰囲気がある気がする。いわゆる史跡関係なんかの観光地も少ない。写真はなぞなiStoreなるもの。
■ラングリッチで出会った日本のひと
蓑口さんの友達のゆうきくん、こういちくんの大学生4年生二人、まことくん、同期のマリオくん(なんと住んでるところと職場の駅も一緒!)、めぐみちゃんとずいぶん良い人たちと出会えたのはしあわせだった。
ゆうきくん、こういちくんとは毎日ごはんも一緒させてもらって、いろんな話もして楽しい時間を過ごさせてもらった。ホント良い子たち。アジア、世界で活躍するんだろうなぁ。楽しみが増えました。蓑口さんは慕われててさすがですねー。
■おまけたち
やっぱりつよいSAMSUNG。SONYも頑張ってたけど厳しいだろうなぁ。
やっぱり食べちゃったらーめん。だいたいの日本料理屋の例に漏れずいろいろおかしい感じ。味もまぁ、なにか残念。他の料理に比べたら高い。
滞在中よく飲んだサンミゲルライト。2,30ペソ(40~60円くらい)だったかな。暑いところらしい水っぽいビール。濃いバージョンもあるけれど、飲みやすい類かな。
○物価差
ここまで 物価差がある国は実は初体験。なんだろうなぁ、この感覚。安くて良いって感じも確かにあるのはあるけれど、現地の人と交流する中ではなんかひっかかるものもある。日本もちょっと前までおなじだったし、いまでもそんな人がいるけれど、急激に発展してお金を持って海外にでてきた国で傲慢にくる感じのひとたちもやっぱりいて、謙虚でいたいなぁと改めて。
トランジットのマニラ空港。ターミナルが日本のODA。セブの橋も。この後いったホーチミンのターミナルでも活用されてました。もっと日本でODAがどんなように使われているのかを広報すればいいのになぁ。謙虚ってより謙遜。現地の人には結構響いていそうなのに。